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パラオ共和国向け「送電網整備計画」工事を共同受注

2024/01/31 リリース

 株式会社トーエネック(以下トーエネック、代表取締役社長:藤田祐三、本社:愛知県名古屋市)と愛知電機株式会社(以下愛知電機、代表取締役社長:小林和郎、本社:愛知県春日井市)は、この度、ミクロネシア地域の最西端に位置するパラオ共和国向け「送電網整備計画」工事 (以下本工事)をパラオ公共事業公社(PPUC)から受注しました。
 同国のマラカル島、コロール島およびバベルダオブ島の送電網を整備する工事計画で、日本政府の無償資金協力により実施されます。本工事は、トーエネックと愛知電機が共同企業体を組成して請け負いました。
 トーエネックは、34.5kV送電線および13.8kV配電線の設計、調達、建設(通信線を含む)、変電所における建屋新設および土木工事の業務を一括で担当します。
 愛知電機は、マラカル発電所の拡張(15MVA 変圧器、34.5kV 開閉設備の設計、調達、据付)、アイライ変電所の更新(15MVA 変圧器、34.5kV 開閉設備の設計、調達、据付)、コクサイ変電所の拡張(34.5kV 開閉設備の設計、調達、据付)の業務を一括で担当します。
 本工事では、同国のマラカル島、コロール島およびバベルダオブ島において送電網を整備することにより、電力供給の安定性の向上および再生可能エネルギー導入の促進を図ります。これにより、同国の住生活環境の向上および温室効果ガス排出削減を通じた、気候変動・環境問題・防災への対応に寄与することが期待されます。
 トーエネックおよび愛知電機は、送変電、配電などの電力設備工事および機器提供を通じて、世界各地の住生活環境の向上と温室効果ガス排出削減に貢献できるよう、引き続き積極的に海外事業に取り組む予定です。

  1. 工事概要
    国 名 :パラオ共和国
    件 名 :送電網整備計画
    工 期 :2024年1月~2025年6月迄
    実施機関:パラオ公共事業公社(PPUC)
    対象地域:マラカル島、コロール島およびバベルダオブ島
    対象施設:マラカル発電所、アイライ変電所、コクサイ変電所
  2. 本件に関する問い合わせ先
    株式会社トーエネック 総務部広報グループ  中山・小木曽
    (電話)052-219-1906
    愛知電機株式会社 電力カンパニー 海外営業グループ  川口・大見
    (電話)0568-35-1141

以上