中期経営計画2022(2020年度~2022年度) ~人材投資によるさらなる成長~
新型コロナウイルスの感染拡大が大変深刻であり、工事の進捗や受注状況が悪化する可能性が高く、先行きが見通せない状況です。新型コロナウイルスの感染拡大の影響は長期化が予想され、大変厳しい状況ではありますが、全社一丸となってこの困難な時期を乗り越えるよう取り組んでまいります。
こうした環境下ではありますが、このたび当社は、前中期経営計画(2017年度~2019年度)の終了に伴い、中期経営計画2022(2020年度~2022年度)を策定しました。
前中期経営計画では、地盤である中部圏に加えて、首都圏における営業活動を強化するとともに、海外などの成長分野において事業拡大を図りました。また、太陽光発電事業への投資や、タイの電気・空調管工事会社への出資など、成長への投資を行ってきました。こうした事業拡大と成長への投資は引き続き展開していきます。
当社がさらに成長するためには、お客さまの高い期待に応え続けることが大切です。このため、中期経営計画2022では、人に関わる投資を積極的に行うことで、当社の人材を質・量ともに充実させ、生活と社会のインフラを支えるプロ技術者集団として確固たるものとします。
さらに、安全風土の確立、働き方改革の推進、技術力の強化などに取り組むことにより、高品質施工でお客さまから選ばれる企業にしていきます。
これら事業基盤の強化を図ることにより、人に、社会にやさしい企業を目指します。
中期経営計画2022
数値目標
2022年度の数値目標(連結)
売上高 | 2,450億円 |
---|---|
経常利益 | 120億円 |
ROE | 6.5% |
2022年度数値目標には、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を織り込んでいません。
このため、業績への影響が見通せた段階で、必要に応じて数値目標を見直します。
重点方針
1. 事業拡大と基盤強化
- 営業力の強化
- 総合営業体制の確立・要員増強などによる受注拡大
- グループ会社(海外現法含む)と一体となった受注活動の展開
- 施工力の向上
- 施工要員の増強と早期戦力化
- 継続的な発注などによる協力会社の確保
- M&Aによる施工力の向上
- 重点事業エリアの強化・拡大
- 産業集積エリアである中部圏
- 建設需要が集中する首都圏
- 将来性あるアジアでの国際事業
2. 収益力向上に向けた競争力の強化
- 効率化・生産性向上の取り組み強化
- かいぜん活動などによる効率化・生産性向上施策の推進
- 総務・経理等の事務系業務の効率化による競争力の強化
- コスト競争力の強化
- 工事原価の低減
- 資材購買力の強化
- 技術力の強化
- 一般工事における設計・特高・計装技術の強化
- 同業他社に負けない配電技術力の保有、工具・機材の開発・導入
- 付加価値の創出・効率化に資する技術研究開発の強化
- 全社視点でのシステム開発の推進
3. 人材の育成強化
- 新人材育成方針にもとづく育成強化と教育の充実
- 働きがいのある職場づくり
4. 企業風土改革の推進
- 安全風土の確立
- 絶対に災害を発生させない職場風土の確立
- 施工不完全事故・施工不良の撲滅と品質の向上
- 働き方改革の推進
- 効率化施策の展開と定着
- 社員の意識改革と働き方改革推進に向けた仕組みづくり
- コンプライアンスの徹底
- 実効性あるコンプライアンス施策の展開
- ダイバーシティの推進
IR情報をご覧の方へ
- 本ウェブサイトのいかなる情報も当社株式の購入や売却を勧誘するものではありません。
- 万が一この情報にもとづいて被ったいかなる損害についても、当社および情報提供者は一切責任を負いません。
- 情報は常に最新情報を反映しているものではないことをご承知おきください。
IRに関するお問い合わせに対して、決算発表前の1ヶ月をクワイエット・ピリオド(IR活動自粛期間)と定め、この期間中は回答を控えさせていただきますので、予めご了承願います。
