トーエネックグループ人材戦略方針
当社の原動力であり、成長の源泉は人材です。
社会に安心とやさしい環境をお届けするために、人材の投資を更に拡充し、人材の質と量の充実を図っていきます。
また、多様な人材が、健康で安全にいきいきと働けるよう従業員エンゲージメントを高める施策を積極的に推進していきます。こうした取り組みを通して、当社で働く一人ひとりが仕事に誇りと喜びを感じ、社会から必要とされる技術者集団でありたいと考えます。

当社における基本姿勢・主な取り組み・関連指標
採用
当社が力強く成長し続けていくためには、既存事業の強化および将来の成長基盤を築くことが必要であり、その実現に向けては、優秀な人材を採用することが不可欠であると考えます。そのため、新卒者だけではなく、即戦力となる経験者、そして国籍、性別、障がい、価値観などに関係なく多様な人材の採用を推進してまいります。
主な取り組み・関連指標
- 採用活動の強化
- 採用チャネルの拡大や自社開催のイベント(インターンシップ、職場見学会 等)の開催
- 経験者採用の拡大に向けた人事制度の改定
- 人材の定着
- 入社後のサポート体制の充実(メンター制度の導入、同期交流会の開催 等)
- 女性の職域拡大(技術職登用等)
- 女性が働きやすい環境の整備(勤務制度の見直し、女性作業服の改善 等)
- 意識啓発活動の推進(社内セミナーや意見交換会の開催、ダイバーシティ活動レポートの発行 等)
- 障がい者の職域拡大
- 障がい者雇用に向けた受け入れ体制の整備(障がい者雇用の手引き作成、サポート者を対象とした研修の実施 等)
- アビリンピック(障害者技能競技大会)への出場支援
職種 | 業務 | 技術 | 技能 | 合計 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
学歴 | 大卒 | 高卒 | 計 | 大卒 | 高卒 | 計 | 大卒 | 高卒 | 計 | |
男 性 | 4 | 0 | 4 | 68 | 47 | 115 | ― | 59 | 59 | 178 |
女 性 | 8 | 0 | 8 | 4 | 5 | 9 | ― | ― | ― | 17 |
計 | 12 | 0 | 12 | 72 | 52 | 124 | ― | 59 | 59 | 195 |
入社年度 | 2022年度 (1年目) |
2021年度 (2年目) |
2020年度 (3年目) |
---|---|---|---|
採用者数 | 192人 | 160人 | 120人 |
離職者数 | 2人 | 17人 | 18人 |
離職率 | 1.0% | 10.6% | 15.0% |
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
---|---|---|---|
経験者採用者数 | 23人 | 16人 | 14人 |
新規採用者における 経験者採用の比率 |
16.1% | 9.1% | 6.8% |
指標 | 実績 (2022年度) |
目標値 (2027年度) |
|
---|---|---|---|
非正規から正規雇用への転換者数 | 男性 | 6人 | |
女性 | 1人 | ||
経験者採用者の人数と社員に占める割合 | 268人 | ||
6.2% | |||
障がい者雇用率 | 2.8% | 2.8%以上 |
育成
当社の人材育成は、従業員の働きがいの向上と会社の持続的な成長を目的に進めています。人材育成を進めることで、個人の成長が会社の成長となり、それが好循環を生み出していくと考えます。人材育成方針の下、従業員一人ひとりが自ら成長する意欲を持ち、知識が技術力そして人間力を高めていく様人材育成に取り組んでまいります。
主な取り組み・関連指標
- 知識・技術力の向上と人間力強化
- 重点資格取得に向けた教育の実施
- 人間力強化に向けた教育
- 女性活躍の推進
- 意識啓発活動の実施(女性技術者研修交流会や女性リーダー研修の実施 等)
- 育児短時間勤務者へのモチベーション向上研修の実施
- 女性管理職の育成・登用
- 中核社員の育成・確保
- 経営計画を立案できる人材養成研修の実施
- 経験者採用者の管理職登用
コース数 | 研修日数合計 | 延べ 受講人数 | |
---|---|---|---|
教育センターおよび部門統括 部署が主催する集合教育 |
124 | 1,273日 | 3,943人 |
実績 (2022年度) |
目標値 (2027年度) |
||
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管理職(社員)の人数と 管理職(社員)に占める割合 |
女性 | 18人 | 31人以上 |
2.3% | 4.0% | ||
経験者採用者 | 67人 | ||
9.1% |
働きがい・働きやすさ
当社の最も大切なものは従業員であると考えます。当社が持続的な成長を果たすためには、従業員一人ひとりが、いきいきと働きがいを感じながら仕事に従事することが必要であると考えます。従業員と会社がお互いを理解・信頼できる良い関係性であるよう、これからも従業員エンゲージメント向上に取り組んでまいります。
主な取り組み・関連指標
- ワーク・ライフ・バランスの推進
- ライフイベント(育児・介護・病気療養 等)と仕事の両立に必要な社内制度の充実化
- 各制度の利用を促進する社内風土の醸成(支援制度をまとめたハンドブックの作成、介護セミナーの実施 等)
- 男性の育児休業・休暇取得の促進(イクボス研修や男性育休取得促進e-ラーニングの実施 等)
- 心理的安全性の高い職場づくり
- ハラスメント防止教育の実施
- 社内コミュニケーション活性化策の実施
- ポジティブ活動※の展開
※風通しの良い職場環境を醸成するため、皆でポジティブな声掛けを行う活動
- 働き方改革の推進
指標 | 実績 (2022年度) |
目標値 (2027年度) |
|
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育児休業等と育児目的休暇の 取得率 |
男性 | 88.6% | 100% |
女性 | 100% | ||
社員の平均勤続年数 | 全体 | 18.1年 | |
男性 | 17.8年 | ||
女性 | 22.2年 | ||
有給休暇の平均取得日数 | 全体 | 13.9日 | |
業務職 | 14.9日 | ||
技術職 | 11.9日 | ||
技能職 | 16.7日 | ||
月平均の所定外労働時間数 | 全体 | 31.2h | |
業務職 | 15.4h | ||
技術職 | 39.7h | ||
技能職 | 23.5h |
ダイバーシティ・エクイティ & インクルージョン2027
多様性は人的資本の確保や価値向上において重要な要素であることから、当社の目指すべき姿、目標をまとめた『ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン2027(DE&I 2027)』を策定しております(2023年4月)。多様性の確保・浸透のみならず、DE&I 2027においてはそれらを発展させ『多様性を受け入れ、認め合い、共に活躍・成長できる職場環境づくり』を目指し、着実な取り組んでまいります。