トーエネックグループ人材戦略方針
当社の原動力であり、成長の源泉は人材です。
社会に安心とやさしい環境をお届けするために、人材の投資を更に拡充し、人材の質と量の充実を図っていきます。
また、多様な人材が、健康で安全にいきいきと働けるよう従業員エンゲージメントを高める施策を積極的に推進していきます。こうした取り組みを通して、当社で働く一人ひとりが仕事に誇りと喜びを感じ、社会から必要とされる技術者集団でありたいと考えます。

当社における基本姿勢・主な取り組み・関連指標
採用
当社が力強く成長し続けていくためには、既存事業の強化および将来の成長基盤を築くことが必要であり、その実現に向けては、優秀な人材を採用することが不可欠であると考えます。そのため、新卒者だけではなく、即戦力となる経験者、そして国籍、性別、障がい、価値観などに関係なく多様な人材の採用を推進してまいります。
主な取り組み・関連指標
- 採用活動の強化
- 採用チャネルの拡大(インターンシップや職場見学会の開催等)
- 性別や国籍、専攻学科によらない多様な人材の採用
- 経験者採用の拡大
- 人材の定着
- 入社後のサポート体制の充実(メンター制度の導入や同期交流会の開催等)
- 奨学金返還支援手当等の諸制度の充実
- 女性の職域拡大
- 女性が働きやすい環境の整備(勤務制度の見直し)
- 意識啓発活動の推進(社内セミナーや女性技術者・営業職意見交換会の開催、ダイバーシティ活動レポートの発行等)
- 障がい者の職域拡大
- 障がい者雇用に向けた受け入れ体制の整備(マニュアル類の整備、サポート者を対象とした研修の実施等)
- アビリンピック(障害者技能競技大会)への出場支援
職種 | 業務職 | 技術職 | 技能職 | 合計 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
学歴 | 大卒 | 高卒 | 計 | 大卒 | 高卒 | 計 | 大卒 | 高卒 | 計 | |
男性 | 10 | 0 | 10 | 77 | 40 | 117 | ― | 73 | 73 | 200 |
女性 | 21 | 2 | 23 | 3 | 0 | 3 | ― | ― | ― | 26 |
計 | 31 | 2 | 33 | 80 | 40 | 120 | ― | 73 | 73 | 226 |
入社年度 | 2022年度 (3年目) |
2023年度 (2年目) |
2024年度 (1年目) |
---|---|---|---|
採用者数 | 192人 | 195人 | 224人 |
離職者数 | 29人 | 22人 | 7人 |
離職率 | 15.1% | 11.3% | 3.1% |
入社年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
---|---|---|---|---|
非正規から正規雇用への 転換者数 |
男性 | 13人 | 12人 | 10人 |
女性 | 1人 | 5人 | 12人 | |
新規採用者における 経験者採用者の割合(人数) |
10.1% (22人) |
13.1% (28人) |
13.4% (34人) |
|
社員に占める 経験者採用者の割合(人数) |
6.2% (268人) |
6.4% (275人) |
6.8% (314人) |
実績及び目標値 | 実績 | 目標値 | |||
---|---|---|---|---|---|
年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2027年度 |
障がい者雇用率 | 2.7% | 2.8% | 2.9% | 2.8% | 2.8%以上 |
育成
当社の人材育成は、従業員の働きがいの向上と会社の持続的な成長を目的に進めています。人材育成を進めることで、個人の成長が会社の成長となり、それが好循環を生み出していくと考えます。人材育成方針の下、従業員一人ひとりが自ら成長する意欲を持ち、知識が技術力そして人間力を高めていく様人材育成に取り組んでまいります。
主な取り組み・関連指標
- 知識・技術力の向上と人間力強化
- 重点資格取得に向けた教育の実施
- 人間力強化に向けた教育の実施(OJT指導者への教育の実施等)
- 女性活躍の推進
- 意識啓発活動の実施(女性技術者意見交換会の開催、女性リーダー研修の実施、外部研修への参加等)
- 育児短時間勤務者へのモチベーション向上研修の実施
- 女性管理職の育成・登用
- 女性中堅層へのメンター活動の実施
- 中核社員の育成・確保
- 社内研修の実施
- 経験者採用者の管理職への登用
年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 |
---|---|---|---|
コース数 | 124コース | 131コース | 165コース |
研修日数合計 | 1,273日 | 1,149日 | 1,954日 |
延べ受講人数 | 3,943人 | 4,051人 | 4,573人 |
実績及び目標値 | 実績 | 目標値 | ||
---|---|---|---|---|
年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2027年度 |
管理職に占める 女性社員の割合 (人数) |
2.3% (18人) |
2.7% (21人) |
2.5% (21人) |
4.0% (31人以上) |
管理職に占める 経験者採用者の割合 (人数) |
9.1% (67人) |
9.6% (75人) |
10.0% (84人) |
働きがい・働きやすさ
当社の最も大切なものは従業員であると考えます。当社が持続的な成長を果たすためには、従業員一人ひとりが、いきいきと働きがいを感じながら仕事に従事することが必要であると考えます。従業員と会社がお互いを理解・信頼できる良い関係性であるよう、これからも従業員エンゲージメント向上に取り組んでまいります。
主な取り組み・関連指標
- ワーク・ライフ・バランスの推進
- ライフイベント(育児・介護・病気療養等)と仕事の両立に必要な社内制度の充実化
- 上記各制度の利用を促進する社内風土の醸成(支援制度をまとめたハンドブックの作成、介護セミナーの充実等)
- 男性の育児休業・休暇取得の促進(イクボス研修や男性育休取得e-ラーニングの実施等)
- 働き方改革の推進
- 心理的安全性の高い職場づくり
- ハラスメント防止教育の実施(パワハラ防止動画作成等)
- 社内コミュニケーション活性化策の実施
- ポジティブ活動※の展開
※風通しの良い職場環境を醸成するため、皆でポジティプな声掛けを行う活動
- 健康経営の推進
- 代表取締役社長を推進責任者とする労働組合・健康保険組合と連携した体制の構築
- 健康保持増進と職場環境の改善(健康づくり運動、ストレスチェックの集団分析による職場環境改善 等)
実績及び目標値 | 実績 | 目標値 | ||
---|---|---|---|---|
年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2027年度 |
男性 | 88.6% | 88.9% | 91.0% | 100.0% |
女性 | 88.9% | 125.0% | 92.3% |
実績及び目標値 | 実績 | |||
---|---|---|---|---|
年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
全体 | 13.9日 | 14.7日 | 14.2日 | |
業務職 | 14.9日 | 15.3日 | 14.3日 | |
技術職 | 11.9日 | 13.0日 | 13.0日 | |
技能職 | 16.7日 | 17.9日 | 16.8日 |
実績及び目標値 | 実績 | |||
---|---|---|---|---|
年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
全体 | 31.2h | 27.5h | 26.9h | |
業務職 | 15.4h | 15.6h | 14.9h | |
技術職 | 39.7h | 33.3h | 33.4h | |
技能職 | 23.5h | 20.8h | 17.3h |
実績及び目標値 | 実績 | |||
---|---|---|---|---|
年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
全体 | 18.1年 | 18.5年 | 18.6年 | |
男性 | 17.8年 | 18.1年 | 18.3年 | |
女性 | 22.2年 | 22.1年 | 21.4年 |
年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 |
---|---|---|---|
肥満率(BMI:25以上) | 30.9% | 31.0% | 31.4% |
喫煙率 | 28.1% | 28.4% | 27.5% |
年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 |
---|---|---|---|
受検率 | 99.8% | 99.8% | 99.9% |
総合健康リスク※ | 84 | 85 | 83 |
高ストレス者率 | 10.5% | 9.9% | 10.2% |
ダイバーシティ・エクイティ & インクルージョン2027
多様性は人的資本の確保や価値向上において重要な要素であることから、当社の目指すべき姿、目標をまとめた『ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン2027(DE&I 2027)』を策定しております(2023年4月)。多様性の確保・浸透のみならず、DE&I 2027においてはそれらを発展させ『多様性を受け入れ、認め合い、共に活躍・成長できる職場環境づくり』を目指し、着実な取り組んでまいります。