愛知県庁本庁舎 (耐震設備)
- 工事種類
- 電気設備工事
- 施設用途
- 公共施設
- 竣工年
- 2009年
- 地域
- 東海(愛知県)
[施工時の留意点]
愛知県庁本庁舎は、特徴的な外観を持つ帝冠様式(現代建築に和風の瓦屋根を載せた和洋折衷の建築様式)で、平成10年に登録有形文化財に登録されているため、特徴的な外観を損なうことなく既存物を可能な限り、復旧または残すよう慎重に作業を行いました。
また、本庁舎1階以上の部分で通常業務を行われていたので、電源通信系に不具合が生じないようケーブルの事前調査を確実に行い、切替時にも細心の注意を払いました。
[施工内容]
- 地震の揺れで断線しないよう、建物外部からの配線に免震変位余長を確保
- 地下1階への免震ピット(免震装置等)新設にともなう、同階の電気設備更新
- 県庁西庁舎での特別高圧一括受電から、本庁舎の単独受電への変更
- 非常用発電機設備および地下オイルタンクの新設