自動車エンジンの試験や試作車両の開発などを行う㈱アネブル様の西湘テクニカルセンターが完成しました。新センターの電気設備と冷暖房空調設備を施工しました。
エンジンの性能試験などに伴い膨大な熱エネルギーが発生します。そこで試験室内を速やかに冷却するため、同センターは延床面積1,000m<sup>2</sup>と小規模の建物ながら、大型の空調換気設備を設置しました。試験時は、エンジン給気の温湿度条件が測定結果に大きく影響するため、恒温度・恒湿度に保った定量の空気を別系統の空調機で直接エンジンに供給し、シビアな温湿度条件をクリアしました。また、エンジン試験装置は、試験の条件により装置1台あたり最大250kW~350kWもの大量の電気を消費するため、大規模な受電設備を設置して対応しました。