三重県伊賀市の新市庁舎が完成しました。同庁舎は柱に耐震性の高いコンクリート充填鋼管構造を採用するなど、防災面でも優れた建物となっています。当社は同工事の電気設備を施工しました。
建物内の天井は仕上げ無しの直天井(上の階床下に設置した配線ダクトなどを下の階から覆い隠さない天井)であったため、照明用のダクトが露出していました。そこで、ダクトの大きさや形状および塗装の色を内装のデザインに合わせ目立たないように配慮しました。
また、1階ロビーは、壁と平行に板を並べて光源を覆うルーバ―天井で、板の隙間から天井内部が見えたため、天井内部の配線や支持材に黒色の物を使用するなどして内装のデザインを損なわないようにしました。