静岡県西部における中核医療機関のひとつで、静岡県の災害拠点病院にも指定されている聖隷浜松病院の電気設備を施工しました。
病院の患者さまの中には、微弱な電気により、身体に深刻な影響を受ける方がいるため、全ての機器や露出金属を含む院内全体を電気室で1点に集中接地して、漏れ電流が流れない状態をつくり、電気的な悪影響を受けないようにしました。また、シールドルーム(電磁波を遮蔽(しゃへい)した部屋)の施工では、部屋の遮蔽性を損なわないように、銅製の遮蔽板に穴を開けずに配線ルートを取るなどの配慮をして施工しました。