楽天信託㈱様のメガソーラー発電所が完成しました。発電所がある白浜は、風光明媚な場所に恵まれています。今回の発電所は、周辺の自然環境との両立を図りました。当社は発電所の建設を行いました。
現場は白浜温泉街の近くであったため、景観法で定められたルールに準拠し建設を進めました。例えば、周辺の道路などから太陽光パネルが見えないようにフェンスなどで目隠しをしたり、そのフェンスや発電所内の鉄塔を周囲の森林になじむよう茶色系や暗い色などにしています。
また、造成工事などによる濁水が海へ流れ、地元の美しい海を汚してしまうことが絶対にないように万全な対策を施しました。現場から流れ出た水は、内海(うちうみ)を通り、外海へ流れていきますが、現場内に濁水を留めておく沈砂池を数ヵ所用意し、泥を沈下させながら上澄みだけが現場の外の内海へ流れていくようにしました。更に、内海にはシルトフェンスというフィルターの役目をする水中カーテンを複数箇所に設置しました。何重にも対策を行って水質を確保しています。
【パネル設置枚数】79,920枚
【年間予想発電量】34,601MWh