栃木西方太陽光発電㈱のメガソーラー発電所を施工しました。同発電所は、ゴルフ場跡地の段々畑のような地形を生かして建設されました。
ゴルフコース内へのパネル設置にあたり、事前に起伏をならしておくことで設置しやすくし、施工効率を向上させました。また、斜面にもパネルを設置する計画でしたが、パネルの角度が最適になるような傾斜の少ない場所へ設置場所を変更することで発電量の向上を図りました。
また、発電所の周辺地域への環境配慮もしっかり行いました。発電所の建設により土砂崩壊が起こることのないように、造成工事を必要最小限にして現状の地盤をできるだけ維持しました。また、発電所内から雨水が周辺地域へ流出しないように、排水枡の上に有孔管を設置し、その周りに単粒度砕石(粒の大きさをそろえた石)を敷いてフィルターのようにすることで、水だけが排水管に流れるようにして排水管のつまりを防止しました。