災害伝承エリアについて

当社は、安全創造館内に、過去の労働災害から得た教訓を確実に次世代へ伝えるための「災害伝承エリア」を開設しました。

安全創造館は、2014年の創立70周年を機に「危険を視える化し、危険感受性を高める教育施設」として、2017年10月に運用を開始しました。開設以来、『危険体感教育』には社内外で約22,000名以上の方に受講いただいています。

「安全は企業活動の大前提であり、他の要素と比較して優先順位を下げられるものではない」という考えのもと、痛ましい災害を風化させず、自らの仕事と結びつけて見つめ直す場として災害伝承エリアを設けました。

「災害伝承エリア」は、『過去の労働災害から学び、安全を誓い、未来に活かす』ことをコンセプトとし、全従業員が災害の教訓を深く理解し、安全に対する当事者意識を育む場として活用していきます。

エリア概要

災害伝承エリアは以下の5つのセクションで構成されています。

  • 1.安全の原点

  • 2.災害の歴史

  • 3.安全の価値

  • 4.災害の理解

  • 1.安全の原点

    経営トップによる受講の意義と安全教育の基本を伝えるメッセージをシアタールームで視聴し、教育の心構えを整理します。

  • 2.災害の歴史

    創立時から現在に至るまでの重篤な労働災害と、それを踏まえて当社が進めてきた安全への取り組みを年表形式で確認します。当社の"安全に対する歩み"を体系的に振り返ることができます。

  • 3.安全の価値

    3-1 労働災害の爪痕
    労働災害による被害の現実を、実物や写真パネルを活用して正しく理解します。

    3-2 忘れてはならない仲間の記憶
    災害関係者の声や、災害を目にした仲間のインタビュー映像を通じ、災害の悲惨さと安全を守る責任の重さを深く理解します。

  • 4.災害の理解

    4-1 災害要因展示
    労働災害が複数の要因の連鎖で発生することを、グラフィック事例を活用して理解します。

    4-2 労働災害アーカイブ
    受講者自身の業務に沿った災害事例を、タブレットを活用して選択し、災害の発生傾向を理解します。

  • 5.安全の誓い

    経営トップのガイダンスで学びを振り返り、安全について再度心を整えます。その後、「労働災害を二度と起こさないために自分ができること」を、タブレットを活用して言語化し、自筆カードとしてまとめます。

当社は安全創造館を通じて、「過去の労働災害から学び、危険を体感し、安全を創造する」という一連の学びを継続的に提供し、従業員および関係者の安全確保に努めていきます。